焼尻島観光!宿泊先はゲストハウス「やすんでけ」がオススメ♡
皆さん、焼尻島(やぎしりとう)という島をご存じですか?
北海道の羽幌市にある周囲約12㎞、人口約180人の小さな島、それが焼尻島。
有名なのはサフォークという羊のお肉(高級✨かつ頬っぺた落ちるほど美味しい♡)、
ウニや海苔などの新鮮な海鮮、原生林、、、etc
空気の美味しさと星空の綺麗さ、自然の豊かさと田舎ならではの風景♪はたまらんべさ!
とまぁ、ざっくり言うと焼尻島はそんな島です(紹介の仕方が雑で島民に怒られるかもですが大目に見てやってくだはい…)
「焼尻島に行ってくる」って言ったら99%の人が
???
といった感じで。知名度はないようです。
という私も、北海道に生まれ19年間も北海道内に住んでいながら
焼尻島の存在は、実際に島へ行く数か月前に知ったという…(笑)
北海道出身で今もずっと北海道に住んでる友達ですら、知らない島です。(もちろん知っている人は知っています。ちなみに私の親は知ってました笑)
さてさて、そんな焼尻島に素敵なゲストハウスがあるんです!
ゲストハウス「やすんでけ」でやすんでけ!
「やすんでけ🏠」
なかなか、良いネーミングだと個人的に思います♪(何様なんだ)
一瞬で覚えますね!!!わかりやすいし、覚えやすい!
最近都内にあるゲストハウスは、名前が英語だったりカタカナだったりすることもありますが、「やすんでけ」っていうのはどんな世代も理解できる名前ですよね♪
ゲストハウス「やすんでけ」のオーナーさんはこんな方♪
こちらのゲストハウスのオーナーさんは焼尻島出身でも、北海道出身でもなく、
実は兵庫県(旦那さん)と青森県出身(お嫁さん)のご夫婦さんで運営しているんです。島に残っている若い世代はほとんどいなく、島の高齢化が進んでいるのも1つの課題です。
このご夫婦は2人そろって気さくでフレンドリー♪とってもあたたかい方たちです♡
もともと旦那さんの方が地域おこし協力隊で焼尻島に来たのがキッカケで、この島でゲストハウスをつくろうと思い立ったそうです。最初ゲストハウスを立ち上げる時は旦那さんは未婚だったので、1人で一生懸命でした。
その後、縁があり、今のお嫁さんと2人で「やすんでけ」というゲストハウスをやっていこう!となり、
今日に至ります♪
どんなふうにして2人が出逢ったのか、、、気になる方は「やすんでけ」に是非泊まって
根掘り葉掘り「聞いてけ」✨(笑)
…なんて言ったらオーナーさんに何か言われそうです(笑)
実は、「やすんでけ」は焼尻島内にある唯一のゲストハウス。
民宿という形態での宿泊施設はいくつかありますが、ゲストハウスという形態でお金があまりない若者も気軽に泊まれるような宿泊施設はずっとなく…
ゲストハウス「やすんでけ」は、
外からの観光客が日帰りではなく気軽に泊まってゆっくりしてってもらいたい!
もっと焼尻島を深く知って欲しい!
…などというオーナーさんの想いで現在も焼尻島にあります♡
その名の通り、休まるゲストハウス「やすんでけ」
共有スペースがあって、まぁーるい木製のテーブルに座布団を並べてみんなでご飯♪
ときどきオーナーさんやゲストの方々も交えてボードゲームなんかも!
UNO、なんじゃもんじゃ(っていう名前の記憶力と俊敏さが試されるカードゲーム)、人生ゲームなど、私が滞在した10日間の中で何度か遊ぶ機会がありました。
ゲストハウスでゲストの方やゲストハウスのスタッフとただ話をすることはあっても、
オーナーさんや他のゲストの方と実際にゲームをして遊んだりすることは
恐らく今までなかったので新鮮✨
焼尻島のお隣の島、天売島(てうりとう)でゲストハウスを運営している方、
神奈川県からチャリで日本一周している20代の青年や、
北海道が好きすぎて最近札幌に移住してきたおじさんに出逢えたりと
行動力あるユニークな方々がゲストハウスには多いなと、改めて感じます!
いつも良い影響を受けます♪
将来、自分でもしゲストハウスや民泊のようなことをするなら、
私もこのくらいアットホームで居心地の良い空間をつくりたいですね。
ボランティア隊とともに改装中!みんなで作る「やすんでけ」
「やすんでけ」に宿泊しながらボランティアができる方法があるんです♪
この方法は、実際に私が焼尻島に10日間滞在した方法なんですが
とてもよかったのでご紹介させていただきます!!
村おこしNPO法人ECOFF
それは、『村おこしNPO法人ECOOFF』というボランティアプログラムにお申込みをすると行けます✨ 通常、現地に住んでいる世話人のお家にお世話になりながら、お手伝い(農作業や木工作業など…)をし、現地の生活を体験したり、島の課題を見つけたりしながら、島のために自分たちの出来ることをみんなで考えたり、実際におこなったりしていく内容になっています。
※ただの観光で行きたい方には不向きなプログラムかと思います。
ボランティア可能な島は現在、国内外含め20以上あります。日本だけでなくベトナムや台湾なども!
基本的に大学生中心にプログラムが組まれていて学生が参加しやすい2月3月や8月9月の日程の募集が多いです。が、アラサーのぶーちゃんも学生に交じって9月の焼尻島ボランティアに参加できたので、社会人の方でも(30歳未満なら)参加できるらしいです。
でも学生が大多数なのは目に見えているので20代前半もしくは19歳の子たちに囲まれながら生活することに抵抗がない方は、向いてるでしょう!
彼らは若いので自分も若返った気分になります\(^o^)/(笑)
プログラムへの参加費も学生さん向けなので、手が出ない金額ではないです。
だいたい3万5千円~4万以内で1週間~10日間、宿・食事付(3食)になります。
さらにリピーターの方はいくらか割引もあるのでラッキーです♪ちなみに私は大学卒業前の2月に鹿児島県にある人口50人の島にECOFFで行ってきたので、今回は割引対象者でした✨
私が前回に行った島は「諏訪瀬島(すわのせじま)」と言って、
また聞いたことのない名前かと思いますが…
今はもうボランティア先にない島なのでECOFFを通して行くことができなくなってしまっていますが、物好きな人は行ってみてください。
実際のボランティア活動の一部
私が焼尻島にいたときに、実際にボランティアメンバーと協力しておこなったボランティア活動をちょっぴり紹介しますね!
毎回ECOFFで来るボランティアの子たちがゲストハウスの棚や看板、テーブルやベンチ、さらには小屋なんかも手作りで、まさに今流行りのDIYでつくっていくんです。
私たちよりも前にボランティアで来ていた子たちは、
このゲストハウス「やすんでけ」に「たべてけ」という焼肉やBBQをみんなで楽しめる小屋をつくったらしく!
「○○してけ」っていう小屋が今後もどんどん増えていくのが楽しみですっ!
ちなみに私たちは、お土産屋さんの小屋の壁作りを任され、
みんなで分担し、長さを測って切ってビスや釘を打って…
丸のこでウイーンと板を切断、ときには手のこも使ってギーコーギーコ―。
インパクトドライバーでビスをぐいーんと壁板に入れて、柱と固定。
そして最終日には、小屋内全ての壁が貼り終わりました\(^o^)/
「たべてけ」の焼肉ハウスと、
ここはお土産屋さんになるので「買ってけ」とかですかね♪(笑)
次行くときはどのくらい進化しているのか、わくわく!
ゲストハウス「やすんでけ」にしかないお土産♡
焼尻島には実はお土産屋さんが劇的に少ないんです…
せっかく観光で焼尻島に来てもお土産がないと、やっぱり少し物足りない感がありますよね?
実際はつい最近までお土産屋さんが2軒あったみたいなんですが、もう既に実質1軒しかないと「やすんでけ」のオーナーさんは言ってました。
それも焼尻島の高齢化が大きく影響しているとか。
島で採れた海藻を販売しているお土産さんがあるんですが、70、80代の老夫婦が経営。残念なことに2019年から閉店になってしまったそう。。。
あともう1軒は漁師の奥さんたちがやっているお土産屋さんですが、それも営業時間がお昼間でと限られているのと、その漁師さんも80代の男性たちなので将来的に長く続いていくのかと聞かれるとなんとも言えないところなのかな、と懸念されます。
近い将来、島に1軒もお土産屋さんがない!
なんてことになってしまうので、それを見かねて
「やすんでけ」でも島で採れた海藻とかを販売していこうと現在動いています。
実際に私も焼尻島グッズをいくつかGETして帰ってきましたよ~♪♪
寒ふのりと岩のり。
オーナーさんが海に潜って実際に採ってきた海苔✨
だからめちゃくちゃ新鮮!!!
♡寒ふのり:お味噌汁、湯豆腐、海藻サラダにオススメ
♡岩のり:コンロの火で軽くあぶると香ばしさUP
なんだお腹が減ってきますね(笑)
そして、「やすんでけ」Tシャツ!
部屋に飾ってるだけでなく、時々着てます♪
これ着てると宣伝にもなるし良いですね!
ゲストハウス「やすんでけ」をもっと知りたい方へ。
■住所:北海道苫前郡羽幌町大字焼尻字東浜160番地
■TEL:050-5319-8358
■Email:yasundedke@shimalife.net
■HP:http://shimalife.net/wp/
■素泊まり1泊3,500円~
※部屋タイプ・割引・食事などの詳細はHPでご確認お願いします。
■時期:GWから10月頃までオープン。(それ以外は要相談)
是非、1度行ってみてください。
特に島好きな方!
北海道一周旅行なんかを考えてらっしゃる方は是非!!!