日本とは全く違う暮らしぶり!ソロモン諸島ニュージョージア島のセゲでの暮らしをちらり。
ソロモン諸島のガダルカナル島の首都ホニアラからの飛行機が欠航し、本当に行けるのか...
という不安が混じりながらも、どうにか辿り着くことができたニュージョージア島のセゲという小さな村。
人口600人なので、人口50人の島に行ったことがある私にとってはそこまでど田舎じゃないなという感覚♪
まぁでも田舎ではありますが(笑)
JICA隊員の方のお家にお世話になります♪
お家を披露!
家は高床式倉庫みたいに少し下が空いていて、階段を何段か上って玄関という感じ。海に近いからか、雨季があるからか床が高めになっているお家ばかりでした。
ここは実際滞在した家ではないけども、イメージ的にこんなのです。
JICA隊員Mさんのお部屋が手前側で、私は奥。
Mさんの部屋への入り口の右横にある柄の入った布は、ラバラバと言ってソロモン諸島でも人気のアイテムやお土産の1つ✨ 私も持ってます(^^)
私のお部屋の中はこんな♪素敵な大きめベッドです。
蚊が来ないように蚊取り線香をたいて寝ます。
そんなに心配はありませんが、蚊に刺されてマラリアにかかる可能性もあるので念のため!
床は木の板で、板と板との隙間から良い感じに地面が見えます。
(足の親指のマニキュアが取れかかってるのは気にしないでください。)
お湯が出ない
結構何も考えずに訪れたので、「あ、そうなんだ」というくらいにしか思いませんでしたが
お湯がありませんでした!
ソロモン諸島は1年を通して平均気温24℃~26℃くらいでそこまで差がなく、高温多湿の夏のような状態が続くのでお湯がなくてもなんとか耐えられる気温ではあります!!!
日本でも真夏にお湯が出ない3か月間を生き抜いた過去があるので、意外と大丈夫でした✨
とはいっても、冷たいものは冷たいです。
それが原因かは定かではありませんが、現地の人で風邪をひいてる方もちらほら。
冷たい水を体にかけ、頭や体を洗います。
たまたまですが、私が訪れたときはお風呂場に電気もなくて、懐中電灯のわずかな光で対応してました。
わずかな光でも意外とどうにかなって、普段日本で蛍光灯の明かりや電気を使い過ぎてるな、
としみじみ思いましたねー。。。
バスルームにお客様
トイレとシャワーが同じ部屋にある、日本でいうユニットバスみたいな感じですが
それとはまたちょっと違う浴槽のないシャワーだけの場所とトイレがくっついてるお部屋が玄関を出たところにあるんです。
最初にトイレでバスルームに入ったときには、大きな立派な蜘蛛が壁にへばりついてて。
蜘蛛は特に飛ばないし、危害加えないので気にしないようにしてればいいんですけどね。
夜にトイレに行こうとしたら、何やらどっしり構えたカエルさんがいたり(笑)
さぁ、シャワーを浴びようとバスルームに入ったら
ななななななななんと、どんな虫がいたでしょう???
A. カブトムシ
B. ムカデ
C. テントウムシ
※お食事中や虫嫌いな方は下記の画像見ないようにお願いします!
なんと...
ムカデ(百足)がバスルームにいたんです。
最初バスルームが暗くて「何かいるな」くらいにしか思ってなかったので
特に悲鳴をあげることもできなく。
「いやだ、ムカデがいるー」
ってお世話になっているJICA隊員さんが気づいてくれて
へぇーそうなんだ。
・・・って感じでした(笑)
私がシャワーを浴びる前にムカデを退治してくれました。有難い✨
ココナッツを削る
これは玉ねぎではなく、ココナッツです。
ココナッツは街を歩いていると、あらゆるところに生っていたり地面に落ちていたり。
滞在中は村のココナッツを使った料理を提供してくれ、ココナッツを食べる前の準備も見させていただきました!
まず、刃物でココナッツを2等分! 怖いよ~っ
JICA隊員Mさんが手慣れた手つきで見本を見せてくれ、
半分に割れたココナッツの中の淵についている白い部分が食べれるところなので
そこをひたすら削り落とします。
私がココナッツ削り係に♪ ガリガリ、ゴリゴリ。
不器用なので削り落とすのには最初結構時間もかかりましたね。正直ちょっと疲れます(笑)
慣れない手つきで削っていると猫ちゃん、子猫ちゃん、ワンちゃんが食べたいと近寄ってきて
彼らに食べられないようにするのに必死!
彼らのまなざしが痛かった。。。
君らのためのココナッツじゃないんだ、ごめんよ。
ようやく削り終わり、、、
若干削り残したわずかなココナッツをスナイパー(犬の名前)がガリガリ食べてます。。。(笑)
スナイパーがココナッツを独占する後ろで、ぽつんと子猫ちゃん♡
私たち人間は削り落としたココナッツを使ってパスタを作りました!
(いえ、実際作ったのはMさんで私は削っただけです…笑)
パイナップルに蟻さん大集合
島で採れたという美味しい新鮮なパイナップル♪
パイナップルなんて滅多に食べないので少しわくわく!
みずみずしさが伝わってきます。
話しながら食べていると、どんどん集まってきます。。。。
これは蟻さーん!!!(笑)
蟻さんが寄ってくるほど新鮮✨
蟻さんがお皿をよじ登り、皿の中のパイナップルの周りをうろうろ徘徊しています。
皿の上に皿を置いてもまだよじ登ってくる根性は素晴らしいです✨
彼らの根性を私も見習わなければっ。
間違えて蟻を食べてしまったらどうしようという心配もありましたが、
万一飲み込んでしまっても死にはしない♪(蟻は死んじゃいますが。。。)
ほんとに現地の人たちは、生きるために時間を費やしてるという感じでした。
食べ物を自分で採りに行って、割って削って切って、ガスがないので火を起こして
ぐつぐつ。ぐつぐつ。
時には厳しいときもあるけども自分で動かないと生きていけない。だからこそ、より自分が生きているという実感も強そう。こういった生活スタイルは日本では味わうことがあまりありませんが、人間本来の生き方を考えさせられた機会でした。