北島ー南島間を渡る交通手段はフェリーが良いでしょう。
季節は冬(2018年8月中旬)。実はフェリーで北島ー南島間を横断するのは2回目でした。
1回目は夏。
私がフェリーを利用した理由。
有意義な時間を過ごせるから。
時間短縮で飛行機を利用する方もいますが、私は飛行機は国をまたぐときに10時間とか乗るので、それで十分かと思ってしまうんですね。わざわざ同じ国内で飛行機を使って移動するのは勿体ないなとも感じます。
ですが、もちろん時間がない場合はやむをえませんし、時々フェリーよりも格安な飛行機もあるので、どちらが良いかはその時の状況や人それぞれではありますけどね!
でもフェリーの方が景色を楽しめたり、飛行機みたいに長時間席についていないといけないみたいなルールもないので♪
席に座ってゆったり景色を眺めたり、
好きなものを食べたり飲んだり、
立ってぐるぐるフェリー内を動き回ったり、
外に出て風を浴びながら風景や海の動物を見て楽しんだり。
飛行機とかよりも自由度が高いし、シートベルトもありませんしね!
エコノミー症候群の心配もいらないでしょう(笑)
ただ、船酔いが心配な方は薬を飲んでから乗りましょう♪
荷物制限の関係。
もう1つ、フェリーを選んだ理由に荷物がありました。
私は荷物が多くて、、、重たくて、、、
スーツケース、バックパック、リュックの3つ。
3つ合わせて45kgくらいはあったんじゃないかと思いますね(笑)
荷物の数は良くても重さでアウトになってしまうパターンが多いかと思います。
でもこの荷物制限が比較的緩いのがフェリーなんです♪
荷物の個数に制限はありますが、特に何kg以下でなければいけない等の条件はなさそうだったので!
なので私はスーツケースと大きいバックパックをCarry-on(お預け荷物)として、リュックを手荷物にフェリーに乗り込みました。
フェリー乗り場はこちらー。
南島の北にある小さな街、ピクトンにこのフェリー乗り場はあります。
フェリー乗り場は、私が泊まったThe Villa Backpackers Lodgeというバックパッカーズ(私が泊まった時は1泊$25)より徒歩7分。
念の為確認しておきたいことがあったので、フェリー搭乗前日に乗り場まで行ってきました。
入り口から入ると、窓口があります。
私:「フェリーの予約確認メールはもらっているんですが、当日チェックインするのに予約番号とか印刷して持ってくる必要がありますか?」
スタッフ:「あ、大丈夫ですよ」
(このやり取りはもちろん英語ですが)
ということで予約番号が記載されているメールの印刷物は必要なく、自分の予約番号がわかっていればOKという確認が取れたので任務完了!
フェリー乗り場は全体的に綺麗です✨
お預けしたい荷物がある場合は奥に見える”BAGGAGE CHECK IN”で預けます。
2階へ行ける階段があったので、せっかく来たので上ってみることに。
カフェがあり、ちょっとくつろぎながら時間を潰せるようになっています。
さぁ、確認したいこともできたし搭乗する明日の不安も払拭♪
ちょっぴり豪華なフェリー!
ついに南島から北島へ渡る日が来ました!!!
スムーズにチェックインを済まし、チケットをGET♪♪お預け荷物が2つあるので下の小さい2枚がそのタグです。
晴れて欲しかったんですが、前日が晴天すぎたせいかこの日は薄曇り。
発車前のフェリーからの景色↓
さてさて、フェリーの中に入ると、、、、
待ってください!こんな綺麗で豪華だとは思ってなかったです!!!
まるでホテルのよう。
カフェ&バーもついていて、軽食から普通の食事、水やジュースからアルコールなども販売されています。
美味しく味わいながら外の景色を眺めながらの旅。なんて贅沢なんだと思っちゃいますね。
廊下は、なぜか病院を想起させました(笑)
カフェやバーだけでなく、他にもちょっとしたお土産屋さんまであり、想像を超える素晴らしいフェリーです!
階段をのぼっていくと、このような席もあり、もう少し空がクリアだったらきっと気持ちいいですね。
風を受けながら、目的地へと進んでいく。
実はフェリー内ではWi-Fiが利用できます。
席にもよりますが(席は自由です)、ソファや椅子の近くにコンセントの穴があるところもあるのでそこで充電しながら電子機器を利用することも全然可能✨
天気がすぐれなかったのと外が少し肌寒かったので、中でカタカタとパソコンをやっていると
オレンジ色の服を着た隊員が現れました。
緊急時の対応方法(避難方法?)についての説明をしてくださっていました。
その説明をフィッシュをおつまみに地ビールをゴクゴク飲みながら聞いていましたとさ。
フェリーでお酒は2度目ですが、もう定番になっちゃいそうです。
この日は曇りでも風はそんなに吹いていなかったのでフェリーも揺れず。
惜しい天気です。前回、夏に乗った時は快晴だったんです✨
友達の中には、悪天候でフェリーがめちゃくちゃ揺れて気持ち悪くて外で吐いている人が何人もいたそうです。。。
なんか昔ヨーロッパの人たちがニュージーランドに船で何日もかけて渡ってきたときも、こんな感じだったんですかねーきっと。(ニュージーランドは1769年に有名なクック船長が来航した後にイギリスの植民地となり多くのヨーロッパ人が渡ってきたんです)
その為の袋もしっかりフェリー内に設置されておりますのでご安心を!
そしてフェリーに乗って約3時間半…
午後2時頃出発の便だったので到着時にはもう夕方。
北島のウェリントン(ニュージーランドの首都)の街が見えてきましたー!
無事到着。ウェリントンにやってきました!
これからフェリーを降ります!
ここで私は迷子になりました(笑)
フェリー内が結構広くて、下の階や上の階に続く階段が沢山。
中には車もフェリーに乗せて来ている乗客もいたので、その人たちと車なしの人だと出口が異なるんですね。
私は人の流れについていって、下にずーっと降りて行ったんですが
いざ下に着くと目の前に駐車場が広がっていて…
ここは私の来るべきところではない!とわかったので降りてきた多くの階段をダッシュで駆け上り、もう息切れしそうでした。
早くしないとフェリー内に閉じ込められてしまうーー!
私はまだフェリーの中にいるんじゃーっ‼
ようやくたどり着けた出口がここでした。
ここから無事に降りることができ、一安心。
降りたところの近くには、駅までの無料シャトルバスが出ています。
なので駅までの足の心配はいらないでしょう。私はそんなことも考えないで来てしまって
フェリーを降りてから、「そういえばここからどうやって移動しよう」と一瞬焦りましたが(笑)
シャトルバスに乗り、駅まで来れば街中には着きます。
私は駅前のバックパッカーズを予約していたので、駅からたったの徒歩1分で着いちゃいました!!!
北島ー南島間、フェリーを利用するなら知っておきたいこと。
■ピクトン⇔ウェリントン間は片道約3時間半。
■運賃は$52~60くらい。(時期によって異なります。車も一緒の場合は別途かかります)
■フェリーにも種類があり、どのフェリーも今回の私のようなデザインとは限りません。
■予約は事前に必要→こちらから予約できます!
■予約後に送られてくる確認メールに記載されている予約番号を忘れずに(予約確認ページの印刷は不要)
■フェリーを降りてから目的地までの移動手段や距離、時間等を事前にチェック!
こんな方にオススメ!
■時間にゆとりがある方
■自由に過ごしたい方
■イルカなどの海の動物を見たい方(私は見れませんでしたが、ラッキーだと見れるそう)
■荷物が重たく飛行機だと重量オーバーになる方
■お子様連れの方(飛行機よりは過ごしやすいし楽しめると思うので)
フェリーの旅は快適です✨
是非、フェリーで北島ー南島間の楽しい横断を!!!