故郷が被災地になったという経験をもとに。【2018年9月北海道】

実家のある北海道に震災が起きて。

私はちょうど1年間のニュージーランドでのワーホリを終え、2018年9月5日(水)の18:30に成田空港へ到着していました。

久しぶりの日本への帰国。関東に友達が多かったので、友達と少し会ってから実家に帰る予定でした。

しかし、翌日6日(木)3:08AM。北海道厚真町(あつまちょう)で発生した震度7の地震。

想像を超える被害の大きさ。。。

家族と地元の友達への安否の確認を取り、みんな無事であることがわかり、まずは一安心。

予定通り、飛行機で北海道へ帰って家族に会えるか…と不安がありましたが、

本日、ようやく実家のある北海道、札幌市に帰って来ることができました。

当初はこのことをブログに書こうと思っておりませんでしたが、実家が私の今回の旅(ワーホリ)のゴール地点のようなところもあったので、やはり書いておくことにしました。

いつでも会えるわけではない。

本日9月10日(月)、私のフライトが本当に飛ぶのかギリギリまで心配でしたが、ラッキーなことに欠航にはならず、羽田空港から新千歳空港に到着することができました。

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私の便は25便。記載がないので通常どおり運航されるということです。

私のフライトの前後の便は欠航だったんです。どのようにして欠航便を決めているのかはよくわかりませんが、こうして無事に帰れたことが本当にラッキーだなと。

約1年ぶりに帰国し、予定通り会えると思っていました。

結局スケジュール変更などすることもなく、会うことができましたが、、、

新千歳空港もダメージを受けていることもあり、北海道に帰れない可能性は全然大ありだったと思います。

旅や旅行などで実家を離れていると、当たり前ですが帰りたいときにすぐ帰れません。一緒に居たいと思ってもできません。助けたい、支えになりたいと思っても出来ることに限りがあります。

自分は健康で帰る準備もできているのに、あともう少しで久しぶりに家族に会えるところなのに、もうすぐそこまで来てるのに、、、会えないもどかしさは想像するだけで、苦しいですね。

いつでも会えるは、いつでも会えないんですよね。

後回しにしたら、後が来ないことがあるかもしれないこと。

当たり前なんてない、ということ。

先のことなんて誰にもわからない。

だからこそ、もっと時間を大切に生きなきゃいけない。

自分は誰と一緒に居たいか、誰に会いたいか。

いろいろと改めて考えさせられる出来事でした。

実家、札幌市とその周辺の2018年9月現在。

今回の北海道大地震の影響で全道停電や断水、土砂崩れなど、、、

当初いた行方不明者は全員見つかった模様ですが、残念ながら死者は41名。

予想以上に大きい被害ですが、それでも少しずつ改善されてはいます。

そして10日(月)午後、北海道着陸!

新千歳空港に着いたらいつも買っていた、お気に入りの白いバウムクーヘンを買えたらいいな~とお土産屋さんに向うもまだ営業できない状況。

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新千歳空港での家族の迎えがあり、いつものように札幌の実家に到着。

実家に電気が来たのはわずか3日前。

実家の冷蔵庫にはまだ食料もそんなになく、市内のスーパーでも皆が必死で買い占めるのでお昼間くらいにはスカスカに。
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実家のニュースによれば、この状態は今週末まで続くでしょうとのこと。

新聞にもチラシが入ってない状況です。

震災後に会って聞いた両親からの話。

とにかく電気が使えなくてストレスだったそう。

今はオール電化の自宅が多いので、逆にそれが被害を大きくしているとも言えますよね。

「お風呂貸せます!」という情報を入手しても車を運転できなかったり、停電で電車も止まっている為、結局諦めざるを得なかったと。

私の実家は停電していても断水はしてませんでしたが、隣のマンションは断水しており、同じ区内でも状況はまちまち。

同じ区でも、電気が復旧するタイミングも異なっていたそうです。

断水していた住宅では、多くの人が近くの公園にバケツを持って汲みに行っていたそうです。電気が止まっているので、マンションの自動ドアも開かずエレベーターも使えず。上の階であればあるほど、重い水を運び階段を上っていくのは大変です。

携帯の充電をしに区役所へ行ったり。

行っても充電できるのは4時間後だったり。。。

朝起きて、外を見ても信号が滅灯。「あぁ、まだ電気通ってないのか…」とため息。

冷蔵庫のアイスクリームが解けてしまうからと、(父は仕事だったので)実家に1人だった母は1人でアイスクリームを食べるのに必死だったそう…(笑)
私がもし実家に居たら手伝えたのに。

〇時間後に大きめの地震が来るとのデマがあったり。

何が本当の情報なのかもわからず、入手した情報だけを頼りに動く住民。情報に踊らされているかのように、不安からとにかく自分と自分の大切な人のために動く。。。

ガソリンを入れるため、ガソリンスタンドに並ぶ車の列も半端なかったみたいです。1㎞近くは渋滞になっていたのではないか、とのこと。

テレビが見れないので、車の中に設置されているテレビを見ている家庭もあったそう。

身内に起きてようやく他人事ではないと思う私。

みんながみんな、そうではないかもしれませんが…

私は東日本大震災でも、行ったことのない海外で起きた大事件や震災で被害を受けた人々に対して、本当に心から何か思ったか。

と聞かれるとそれはそうじゃないと思います。

自分に身近でなければ、自分の知人や家族などに何かなければ

あぁよかった。

とそう思ってしまうのが本音です。

今回初めて身近である家族が住んでいる北海道で震災があって、

ようやく他人事ではないと感じました。

それまでは他人事と済ましてきた自分が情けなく、小さな人間だなとも思ってしまいます。

でも人間って実際に自分の身に何か起きないと、人の気持ちを本当の意味で知ることはできないんだとも思います。

今回の北海道で起きた震災で、自分の家族を心配し、ワーホリで1年ぶりに家族に会うのを楽しみにしていたけど会えないかもしれないという悲しい気持ちは

今後の私の人生をより豊かにしてくれると信じてます。

何が起きるかわからないからこそできること。

普段当たり前に使っていたものが、使えない不自由さがありましたが、、、

今回の地震が、通勤や帰宅ラッシュの時間に起きなかったこと。

季節も暑すぎず寒すぎない9月という時期だったこと。(北海道の9月は秋の始まりで最高気温22度前後、最低は10度台ですが、それでも暖房冷房の必要なく過ごせる気候です)

ですが、これが真冬に起きたら…ということも考えて対策をしていかないといけないなとも感じます。

まだまだ余震が続きそうなので、油断はできません。

さらに、本日10日の1:00pm頃。私のワーホリ先のニュージーランド付近でマグニチュード7の地震も起きていたそうで…

つい1か月程前にも、インドネシアで2回もマグニチュード6を超える地震が起きています。

インドでは洪水が起き、オーストラリアのシドニー空港で会ったインド人のご家族のお家は洪水でなくなってしまったと話してくれました。。

日本だけでなく、世界のどこでも起こりえます。

地震だけに限らず、その他の自然災害や事件…

もちろん怖いですが、恐れていても何もならないですし、起きてしまったらそれは変えられません。

日々を楽しく健康に生きられることに感謝し、好きなことをやって生きていく!自分の好きなことも、いつできなくなっちゃうかわからないですしね。

1日1日を大切に生きていく。

子どもでも大人でも、私たち個人個人ができることはそういうことだと思います。

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