“quite”って「結構・かなり」という意味だけじゃない!?実は知れば知るほど深い”quite”をちょこっと学習。

目次 (contents)

「結構・かなり」という意味の他にも意味がある”quite”。実はこんな意味や使い方も!

Hello!

皆さん、英語で”quite”という言葉を使ったことはありますか?

“quite”は状態などの度合いを示す言葉として使われます。

寒さ、優しさ、人気度、有名度、遠近などなど。

どのくらいの度合いなのか!?

どんなふうに使われるのか!?

というところを今日は、出来るだけわかりやすく説明していこうと思います✨

「結構・かなり」という意味の”quite”

私たちの多くが習ってきた”quite”は「結構・かなり」という意味で使われるものが大半なのかな?と思います。

“quite”+形容詞

例えば、

“It’s quite cold.”
結構寒い。」

“Her house is quite near Shibuya station.”
「彼女の家は渋谷駅から結構近い。」

“We see each other quite often.”
「私たちは結構頻繁に会ってる。」

などなど。

日常生活で「結構」って言葉は結構使いますよね✨

“quite”の度合いは”very”よりも低く、”a little”よりも高い。つまり、図で表してみるとこんな感じ↓

訳すときには「結構・かなり」の他にも「まあまあ・なかなか・意外と」と訳されることもあります。

でも例えば、

相手の作品やスポーツのプレイに対して”quite good”「結構上手だね」、

または相手が作った料理に対して”quite good”「まあ結構おいしいね」、

などと言うのは失礼になるかと思うので…使うときは気を付けてくださいね!自分の作った料理について”It was quite good.”「結構・意外と・まあまあ美味しかった」と言うのはOKですが(笑)

ちなみに、この“quite”は”pretty”と言い変えることができます。”quite”の方が”pretty”よりもフォーマル。”pretty”の方がカジュアルで話し言葉で使われることが多いです♪

“quite”+名詞

ちょっと使い慣れない形かもしれません。

語順的によく間違いが多いので気を付けたいところです。

“He lives in quite a new apartment.”
「彼はなかなか新しいアパートに住んでいる。」

“There were quite a lot of people in front of the ramen shop.”
「そのラーメン屋さんの前には結構多くの人がいた。」

“a/an”の前に”quite”が来るのがポイント。

逆に同じ意味で使われる”pretty”は、

“The dress is a pretty expensive.”
「そのワンピースはまあまあ高い。」

のように“pretty”を使う時は”a/an”の後ろに置きます。

ちょっとややこしいので、”pretty”の方が使いやすいかもですね(笑)

これは驚き!”completely”と同じ意味の”quite”

まさか“completely”=「完全に・全く・全然・100%」という意味で使われる場合があるとは、数週間前まで私は知らなかったので驚きでした!!!

でもどういう時にそうした意味で用いられるのか???

というのが気になるところだと思います。

例えば、特に下のような形容詞と一緒に使われるとき。

sure/right/wrong/different/impossible/amazing/true/unnecessary/incredible/obvious…

など♪

いくつか例文を挙げてみると…

“We’re quite sure that he stole my bike.”
「彼が私の自転車を盗んだに違いない(超確信ある)

“The present was quite different from what I expected.”
「私が思っていたプレゼントと全然違った。(全くもって想定外だったのを強調)

“quite”が”completely”と同じ意味で使われるとき、一緒にくっつく形容詞に特徴があります。

それはさっき紹介した形容詞たちをもう1度よくよく見てみるとヒントが隠れています。

sure/right/wrong/different/impossible/amazing/true/unnecessary/incredible/obvious…

これらの形容詞の共通点は、全部比較級にできないところなんです!

“sure”, “right”, “wrong”, “impossible”など「確かな」「正しい」「間違い」「不可能」とかって一般的に「ちょっと」「とても」などと度合いを表すことはしません。

“amazing”や”incredible”なんかも、すでに最も素晴らしい域(最上級)を言い表すときに使われるので”very amazing”とか”very incredible”などという表現はしないんですね。

なので、これらの形容詞に”quite”がくっつくことによってその形容詞を強調する役割を果たすのです。

【例】

“I’m sorry but it is quite impossible.”
「ごめんなさい。だけどそれは全く不可能なんです。」

本当に・マジで・ガチで・真面目に不可能なんです…という”impossible”(不可能)という形容詞を強調させてます。

“quite”の使い方★まとめ★

“quite”は「結構・かなり」という意味で使われます。

「”quite”+形容詞」の形で言いたい時は”very cold”などと言う時の語順と同じように言います。

“It’s quite cold.”
結構寒い。」

だけど、「”quite”+名詞」の形で言いたいときは注意が必要!

“He lives in quite a new apartment.”
「彼はなかなか新しいアパートに住んでいる。」

“a/an”が”quite”の後に来ます。

紛らわしいのでどっちだったか迷ったりしたときは同じ意味の”pretty”で代用するのも手かも✨

こんな感じで「結構・かなり」というイメージが強い”quite”だけど、

“completely”=「完全に・全く・全然・100%」という意味で使われることがあります。

“We’re quite sure that he stole my bike.”
「彼が私の自転車を盗んだに違いない(超確信ある)

sure/right/wrong/different/impossible/amazing/true/unnecessary/incredible/obvious…=比較級にできない形容詞たち。

これらの形容詞と一緒に使う“quite”は”completely”と同じ意味で用いられます。

※こちらの内容はイギリス英語をベースとして書いてます。

ややこしい”quite”でしたねー(笑)

是非使えそうなところから、取り入れていきましょう!!

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