Milford Sound (ミルフォードサウンド)VS Dougtful Sound(ダウトフルサウンド)

目次 (contents)

Milford SoundとDougtful Soundは、どっちがオススメ?

ニュージーランドのフィヨルドのツアーとしてどちらも大変有名です。

フィヨルドとは、氷河によって浸食されて作られた複雑な地形の湾や入り江のことを言います。

ミルフォードサウンドもダウトフルサウンドも、ニュージーランド南島の南西に位置し、ユネスコの世界遺産登録地域の1つとされているフィヨルド国立公園の中にあります。

これらのツアーは大人気!特に夏はすぐに予約でいっぱいになってしまうので注意!

ミルフォードサウンドはダウトフルよりも認知度が高いですね。

ミルフォードは訪れる人誰もが知っているというくらい有名ですが、ダウトフルは知らない人は知りません。

どちらもオススメする人はいて、でも現地の人からはダウトフルの方がいいよとの声が多かったので迷いましたが、、、

奮発して両方、行ってきました!しかも(2018年)7月9日がミルフォードサウンドツアー。次の日にダウトフルという連続で!!

Milford soundツアー

ツアー基本情報

■価格:Dayツアー$109/人(簡単なランチ付き)
JUCYという会社のHPより予約。
→$109はそんなに高くない方です。
※いろいろなツアー会社があるので時期や内容をよっても値段は前後します。

このJUCYという会社、ずっとジュースの会社だと思っていたんですが…(笑)
こうしたクルーズ、他にもレンタカーを提供しています。

■送迎あり
→テ アナウ(Te Anau)の宿泊先のバックパッカーズより朝7時半出発、3時半頃戻ってきます。
有難いことに有名な宿泊先では宿の前までバスが迎えにきて、帰りも送ってくれます。

ちなみに私が泊ったのは、Te Anau Lakefront Backpackers(←私はいつもBooking.comというサイトを使って予約しているのでそちらのサイトへ飛びます)。

黄色いがTe AnauでMilford soundはその上(北)の方に位置します。

バスでMilford soundのフェリー乗り場までは約2時間。途中お手洗いも寄ってくれるので安心です。

バスの運転手さんは運転しながらガイドもしてくれます。途中撮影スポットに止まって写真を撮る時間もくれますよ。

途中からこんな雪景色になりました。(訪れた7月は南半球のニュージーランドだと冬にあたります)

Keas(ケア)というニュージーランドの鳥にも何度か会えました。

とても人懐っこいです。たぶん人間がエサをあげすぎなんですかね…本当はダメなんですよ。あげてはだめって標識もきちんとあります。

それでも誰かりんごを与えてしまったようで。

さあ、フェリーに乗ってlets go!

フェリーは1階と2階があり、自由に行き来できます。

清潔感あふれる内装。

お手洗いももちろんついています。

紅茶とコーヒーは無料。

スナックやちょっとしたスイーツもフェリー内で販売されていました。

滝がストーンと、まっずぐに流れていました。

天気によって山々の様子や見え方が変わってくるので何とも言えませんが、私が行った日は曇りで少し雨も降ったり。

ちょっと前までの私なら晴れでないとぶーぶー文句を言っていた気がしますが、最近自然の成り行きに身をまかせようと心が少しゆとりを持ちはじめた感じがします。

雨でも雨なりの楽しさがあるし♪

冬の時期は、大雪による通行止めでクルーズが中止‼なんてこともあるらしいので、無事にクルーズに参加できるだけで十分ラッキーです✌

細い細い滝の多いこと。

ほとんどの滝は山の高いところから流れているのに。この滝はこんな下からちょろちょろと。

場所によっては霧がかかっていて、山に積もっている雪がよく見えなかったんですが、霧が逆にミステリアスな雰囲気を醸し出していて味がありました。

写真では伝えられない部分がありますが、こんな感じです↑

大きい滝にフェリーが近づいてくれたとき、同じバックパッカーズからこのツアーに参加していたカナダ人の男性が海水パンツで登場!

私は写真を頼まれていたので写真係(笑)

この日の気温は一桁ですよ。さすが冬はマイナス30度とかを記録する国、カナダ出身の人は違いますね!

もう見てるこっちが寒かったです…

あとで滝水の味がどうだったか聞いたら、「美味しかった」とのこと。

ペンギンやオットセイも見れるときがあるそうです。「ペンギンがいます」のアナウンスがありましたが私には見えず…(笑)

隣にいたドイツ人に「どこどこ?」と聞くも、彼もわからず(笑)

海の生き物が見えないまま進んでいくと、水しぶきがすごい勢いの滝が!

滝近くまでフェリーが近づいてくれ水しぶきを浴びました。ずぶ濡れです(笑)

これがその滝。

夏だったらさぞ気持ちよかったでしょう。でも冬だからこそ余計におもしろかったかも♪

ツアーに含まれていたランチ

ちなみにランチはこんな感じ。

シンプルです。

スイーツ、サンドイッチ、りんご、エッグタルト、オレンジジュース等。

エッグタルトは食べてしまってから写真を撮ったので、既に私の胃の中です(笑)

ランチに入っていたりんごに私は感動したんです。ラベルに注目!!

このハートとりんごのロゴは、私がNelsonのアップルパッキングで働いていた工場(アップルパッキングについての記事はこちら🍎)で出荷しているものです!

こんな形で、自分の働いていた工場のりんごに出会えたことに喜びを感じました。

Dougtful Soundツアー

ツアー基本情報

■価格:Dayツアー$255/人(ランチ無し)

ランチはオプションでツアー予約時につけれますが、1番安くても$19プラスしなければいけなかったので自ら持参していくことに。
※ランチは予約時に選択可:ヌードルランチやサンドイッチ、ベジタリアンオプションもあり)
ちなみにヌードルランチを食べている人のランチセットには辛ラーメンが入ってました(笑)

フェリー乗り場でも買えますがそんなに品ぞろえはよくありません。

real JOURNEYSという会社のHPより予約
■送迎あり
→8時45分にミルフォードサウンドの時と同じ宿(Te Anau Lakefront Backpackers)より出発、6時頃戻ってきます。

テ アナウ(Te Anau)よりバスからフェリー乗り場まで約30分くらい。

少し左(西)に行ったところにあります。

ダウトフルは地形上の理由でフェリーから降りてバスに乗ってまた降りてフェリーに乗ってというのが2回ほどありました。

地図上の赤い線がフェリーを降りてウィルモット峠という峠を越えるバスが通るルートです。

ダウトフルも撮影スポットで止まってくれます。

峠を越えると、またフェリーに乗ります。

ダウトフルの方がこじんまりとしたツアーかなと思います。

フェリー乗り場もここ?っていうくらい小さめでした。それがまた観光観光していなくて良かったですが♪

さあ、フェリーの旅へ

この日もミルフォードサウンドツアーに参加した時のように、出発時間帯は霧がかかっていて怪しい天候でした。

フェリー内は、ミルフォードサウンドの時と同じくらい綺麗で、1階2階を自由に移動できます。

紅茶とコーヒーはフリーです。

マフィンやちょっとしたスナック、ドリンク類も販売されていました。

出発時の霧はどこかへ行き、晴天に✨

日が昇ってきて気分も上昇♪

視界もクリア。雪をかぶる山々も割とよく見えました。

写真

ミルフォードよりも滝は少なかった気がしますが、似たようなちょろちょろ滝がいくつも。

ここで短いトイレタイム!
バスに乗り換え、また出発!

Visiter Centreはダウトフルサウンドについての小さなミュージアムのようなところでした。

あまりじっくり見ている時間はありませんでしたが(笑)

峠を越え、バスを降りて再びフェリーに乗った後…

しばらくすると、

お!

泳ぐペンギン発見‼

一瞬見れました!…どこだかわかりますかね?

ペンギンは…水の中に丁度潜ったところです。

昔から何でもワンテンポ遅いので(徒競走のよーいドンのドンで一歩踏み出すのではなく、ドンの後の空白の時間に一歩踏み出す感じ)、シャッターチャンスを逃しました。。。

カメラ技術+タイミングのトレーニングが必要ですね。頑張ります✨

目の前に広がるのはタスマン海と呼ばれる海。

そしてタスマン海をバックグラウンドに目に映る多くのDAIKIN(笑)

オットセイも見れたんですが、遠くて私の携帯では上手く撮れず断念。

おまけの知識ですが、ダウトフルサウンドの「ダウトフル」という単語。

dougtfulとは日本語で「疑い深い」という意味なんですが、なぜここが「疑い深い」という名前を付けられているのか…

実は、1770年にクック船長でお馴染みのキャプテン・ジェームズ・クックがイギリスから入り口付近を通りかかったとき。

奥へ入ったとしても出てこられるか疑わしいと考えた為、「ダウトフル」という名前になったそうです。

果たしてどっちに行くべき?

難しい質問です(笑)

個人的には、フェリー乗り場までの移動時間やこじんまり度の点でダウトフルが好きです。

ですが、面白さであればミルフォードかなと思います(滝しぶきを浴びたりもできたので)。

簡単にどういう人向けかをそれぞれまとめて見たので参考になればと思います。

ミルフォードダウトフル
・価格抑えたい人
・有名どころには行っておきたい人
・Keasを近距離で見たい人
・雪に触れたい人
・乗り物を何度も降りたり乗ったりしたくない人
・滝のしぶきを浴びたい人(濡れたい人)
・観光観光しているのがあまり好きでない人
・皆が行くところには行きたくない人
・所要時間・距離は短いのを好む人

※Te Anauから出発した場合の話です。(Queenstownより出発するツアーもあります。もちろん出発地が異なると値段も異なります)

「出発地をTe AnauかQueenstownのどちらからが良いか」について。

●Te Anau:
「ニュージーランドに来たら絶対訪れるべき!」と言われる場所ではないですが、ミルフォードやダウトフルのツアーに参加する場合は移動距離がそんなに長くない。
そんなに見どころはないですが、ハイキングスポット、湖などはあります。1泊すれば十分かなという感じ。私はゆっくりしたかったので3泊はしましたが。

●Queenstown:
行ったことある人であれば誰しもが「絶対行くべき!」と言うような街です。が、移動距離が長いのが欠点。
街自体は小さいですが、見どころやアクティビティがいろいろあってTHE 観光地!夜中でもパブやバーで飲んで食べている人たちが多いです。冬はスキー場目当ての観光客も沢山。若者向けの街ですね。

ミルフォード or ダウトフル、

Te Anauから行く or Queenstownから行く、

どちらがいいか決めるのに少しでも参考になれば幸いです。

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