続けてきた国際交流イベントが教えてくれた6つのこと。だから私はイベントをやってるんだ…
会う人会う人に、いつも聞かれるんです。
なんで『わく旅ぶーちゃん』なのか、『ぶーちゃん』は何なのか。
→これらの質問についてはプロフィールで触れているので気になる方はご覧ください。
そして「何故、国際交流イベントやっているのか」
という質問もよくあります。
聞かれるたびに「楽しいから」だったり「英語が好きだから、外国人の交流が楽しいから」という回答だったり。
「海外に行ってみて日本人の英語の出来なさを痛感したから」
「海外行ってみたいけど、英語ができないから怖いなっていう理由で海外行くチャンスを逃してしまってる人に国内で外国人と触れる機会を作って、英語が通じたという成功体験を得て、海外に行ってみようかなと思ってもらいたいから」
というような理由を話すことが多かったでした。
それらも国際交流イベントをやってる理由として間違ってはないです。
間違ってないですが、本質じゃないんですよね。本当の理由は別のところにあることに薄々気づきながらもよくわからないで言語化できずにいた自分がいました。
人に壁打ちしたりして、自分という人間や人生について考えていく中でようやく、言語化できるようになってきたのでこの記事にまとめることにしました✨
少々長いかもしれませんが、読んでいただけると幸いです🐽
旅と似てる。次の目的地は出逢った人が教えてくれる
『わく旅ぶーちゃん』の『わく旅』って
わくわく旅して生きたいって想いが詰まってるんですが、その『旅』っていうのは実際の旅というよりは『人生』を指しています。
『人生』って『旅』と似てるのです!
どこかに行って。
誰かと会って。
そこで何かが生まれて、新しい気づきがあって…
その繰り返しが『旅』でもあり『人生』でもあると。
そして旅の目的地は旅の中で会った人が教えてくれるんです。導いてくれるんです♡
同じように、イベントも参加してくれた人やコラボさせていただいた人、意外とそれ以外の人たちからも次のイベントのヒントをもらうことが多いなと。これは当たり前と言えば当たり前なのですが…
どんなイベントにしていったらいいかという答えのないような答えは、結構近くにヒントが転がっていたりする気がします。そこに気づけるか否か、、、(笑)
実は国際交流にこだわっているわけではないということ
これに気づいたときには少しビビりました!笑
ずっと自分から主催するイベントは国際交流しかやらない!という謎のこだわりがあったんですが…
自分のミッション(使命)や理念などについて考える行為を重ねていって、出た結論でした!!!
『こころ(心)を紡いでいくなかで
「自己表現」と「自己実現」が生まれる世界の創造』というミッションと、
『多様性を認め合い、広げていくこと』を理念としたときに、
国際交流はもちろん大事だし、多様性という言葉の中に含有されるものであるのには変わらないのですが、いつもいつも外国人に固執するものではないと気づかされたんです。
例えばですが、
*LGBTQIA、在日の方、外国人労働者、ADHDなどの障がいを持つとされる方々について考えたり、交流したり…
*LGBTQIAとは
LGBT=レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)は耳にすることがあるかと思いますが、それにプラスしてLGBTQIAと言われることもあります。
・Q(クエスチョニング:Questioning):
自分の(心の)性が分からない、意図的に決めていない、または決まっていない人
・I(インターセックス:Intersex):
生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
・A(アセクシュアル:Asexual):
誰に対しても恋愛感情や性的欲求を抱かない人、無性愛者(エイセクシャル)参考:https://gooddo.jp/magazine/gender_equality/lgbt_gender/6770/
じゃあ、なんで私は国際交流イベントをやってるのか!?
という質問に関しても答えは至ってシンプルで♪
単に、私がものすごい解放感や自由さを感じて居心地よく感じた環境がたまたま海外で。
たまたま海外で、英語を話す人が周りにいて、いろいろな国や地域出身の目や肌、髪の毛の色の違う人たちがいて、『違いがある』という共通点を持つ人たちに囲まれてることが嬉しかったんです。
日本で過ごしてきた過去の環境に、生きづらさを感じてたときがあって。
自分が他人に受け入れられなかったりとか、自分は人とは違う、人と比べて劣ってると感じてしまった経験があったからこそ!
私が感じられた感情なんですよね。だからこの経験に感謝♪
実は英語にこだわる必要がないということ
国際交流イベントを始めた最初の1年目は、英語にフォーカスして主催のぶーちゃんも参加者さんにも英語で話すことをメインとしてイベントをやっていました。
でもイベントをスタートして2年が経ったある日。
参加してくれた外国人からある一言をズバッと言われたことがありました。
「英語ばっかで日本語話さないイベントは行きたくない」
それを聞いて多少なりともショックではありましたが、私にとって国際交流イベントって何だろうと改めて考えるキッカケにもなったんです。今思えばすごく有難い言葉でした✨
考えた結果、英語にこだわる必要って特になくて。
英語が話せた方が得られる情報量が多いのも、話せる人間の数が多いのも、コミュニケーションをより楽しめるのも間違いないです。
なので英語はツールであって、相手に伝わるのであればそれが何語であってもOKで、極論言語じゃなくても良いんですよね(笑)
そのことに気づいてからは、言語関係なく国際交流イベントを開催するようになりました!
2年目の後半(2020年後半)は、日本語でも英語でもスワヒリ語でも何語で交流してもOKという自由なイベントに✨
そうすると、英語はそこまで興味はないけど外国人も含め多くの人と交流を楽しみたいという方たちも、幅広くいろいろな方が来てくれるようになってきたんです!
私にとってはそれは嬉しいことで、英語に興味がない人、普段外国人と触れ合う機会を持ってこなかった人こそ、イベントを通して「外国って面白いな」「海外は興味深い!」などという新たな発見や気づきがあったり。異文化に触れることの楽しさやお互いの文化の違いや面白さなど…学びがあってその国に行ってみたいとか、もっと知りたいっていうふうに感じてくれたら嬉しいなと♪
恐らく、その繰り返しで社会が少しずつ良くなっていく気がするんですよね(時間はかかると思いますが)。
よりお互いが歩み寄ったり、分かち合えたり。
今後日本に増えてくる外国人にとっても、受け入れる側の日本国民にとっても双方が暮らしやすい社会構築の1歩に繋がっていくような機会を作っていけたらと考えてます。
ちょおおおおっと話が脱線した気もしますが、
つまり、英語にこだわる必要がないのは事実ではあります!でも英語を話せるようになりたい・学びたい人はまだまだ沢山いるんですよね✨
なので、
・イベントを言語問わず自由に交流してもらう国際交流イベント(今まで通り)
・英語に触れたい、学びたい方向けの英語イベント(2021年5月~再スタート)
に加えさらに新しく、
・「多様性」や「社会的マイノリティ」などに関してテーマを設定して皆で考えたり意見交換するようなイベント
を企画、開催していこうと思います!
家族との思い出が継続させてくれてる
私の家族は、他の家族と比べて行事を大事にしてると思います(笑)
節分、ひな祭り、こどもの日、七夕、十五夜、お月見、ハロウィン、冬至、クリスマス、、、などやってきました。
すごいのが、私が親元を離れて1人暮らしをしても続いてるんです!!!
節分には豆が届き、ひな祭りにもお菓子が届いたり、七夕にはお願い事を書く短冊が送られてきます(笑)
豆は1人で巻くので「福は内~、福は内~」とだけ言ってちゃんと巻いてます。
短冊には毎回お願い事やら何やら書いて返送するんです。
そんなことしてる家族、親子が他にいたら教えて欲しいくらいレアだと思ってます(笑)
小さい頃からずーっと約30年続いてることで、いつもの日常とちょっと違うっていう特別感が好きなんです♪
こういったイベントで楽しませてくれたりする親を尊敬していて、私もそんな親になりたいし(自分も楽しみたいし)、私の周りのお友達なんかとも一緒にわくわくすることをやっていきたいっていう想いがあるんだろうと思います✨
シンプルに「楽しいから続けられる」
たぶんそれに尽きるんですよね!
こだわりのある値段設定
イベントの参加費は基本的に一律ということ。
(でもわく旅ぶーちゃんの英会話レッスンや英語コーチングを受けてる方や講師として協力してもらってる外国人の方には割引してます)
基本的には一律で値段設定しているのは、初めてイベントを開催した2019年3月15日からずっとです✨
理由は「多様性」を大事にしていきたいから。これに尽きます!
例えば、
男性5000円
女性3000円
の参加費だとして、絶対この価格設定に違和感を覚える人が世の中には存在するんです。
さっきのLGBTQIAを思い出していただければわかると思います。
世界には(もちろん日本にも)自分が男性か女性かわからない人もいます。
イベントにどんな人が来るかなんてわかりません(でも毎回口コミでの集客なので変な人は来ないのでご安心を!)が、どんな人が来ても居心地の悪さを感じて欲しくないんです。
でも無意識で私たちは、何か事あるごとに男女に分けて物事を考えてしまう傾向があります。
これは仕方ないことだとも思うし、私もそうです。
社会がそうで、法律がそうで、私たちを育ててくれた大半の親がそうなので。
でも私が大学生のときにジェンダー論という授業を受けて、世界にはそういった人たちがいるんだということを知ってから、少しずつ考えるようになりました。
イベントをいろいろな人とコラボしてやっているなかで、参加費設定について実際ちょっと揉めたこともあります(笑)男女で値段を変えることは私のミッションにそぐわないので、企画途中だったイベントをキャンセルにしていただいたこともありました。
自分が変に頑固過ぎるのかなと迷ったこともありましたが、今は迷いはありません✨
人間はそう簡単に変わらない
実は私が国際交流イベントを始めたのには、私自身の弱点克服でもあったのです!
その弱点とは人の目を気にする私が「人前に立つ、話す」こと。
イベントを主催すれば、必ず皆の前で立って話したりする機会が嫌でもあります(笑)
嫌ではないですが、人前に立って堂々と話したりプレゼンなんかをしてる人っていつも憧れを抱いてたんです✨
自分も胸張って、人の前でもっと話したりできるようになりたいなと♪
でも3年、毎月イベント主催して、苦手なことが得意になったか?と聞かれれば、胸を張って”NO”です(笑)
慣れることは慣れた気はしますが、苦手なものは苦手なままなんですよね!
つまり、人ってそんな簡単に変わらないんだなーと改めて思いました。
苦手なことは得意な人の力を借りる\(^o^)/これに尽きます(笑)
おまとめ!
わく旅ぶーちゃんは、
『こころ(心)を紡いでいくなかで
「自己表現」と「自己実現」が生まれる世界の創造』というミッションと、
『多様性を認め合い、広げていくこと』を理念のもと、
自分自身、人の目を気にして自分を出せなかったり表現できなかった過去の経験をもとに
私と同じような想いや経験をされた方が自己表現を自由にできるように。
自分は人と違う、劣ってるとかいう気持ちを抱いたことある方が、
人は他人と違って当然でそれは優劣の話ではない。自分を許し認め、多様であって良いという考え方を広めていきたいんだと。
英語はそのためのツールの1つ。
より多くの人に自分を伝える手段の1つ。
そんな想いに共感してくれる方は是非ぶーちゃんと繋がりましょう🐽
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今後ともわく旅ぶーちゃんをよろしくお願い致します。