ニュージーランドでの就活で…”I was in a pickle.”
“pickle(ピックル)”と読みます。ドラゴンボールに出てくるピッコロではありませんよ。
ピックルと聞いてどのくらいの人がピンとくるか、またはご存知かわかりませんが、
実は「ピクルス」の単数形なんです!(ちなみに私は言われるまで気づきませんでした)
a pickle (単数形)→ pickles (複数形)
“I was in a pickle.”で「私はピクルス(の瓶)の中にいた」が直訳となります。
ピクルスの瓶の中に自分が入っているのを想像してみてください。
瓶詰めされて他のピクルスたちと密着。まるで詰め詰めの満員電車に乗っているような状態。
どうでしょう。どんな気持ちになりますか?
私がピクルスの瓶に入っていた理由。
働きたいのに、私の条件に合う働き先が見つからなかったんです。
オークランドにある語学学校に通っていたときのこと(2017年9月)です。
英語を英語で教えることができる資格が取れるコースを受講していたこともあり、模擬レッスンの準備で毎週追われていました。
学校の授業が終わるのはだいたい4時頃。そこから残ってレッスンの準備をしたりで学校を出るのは6時とか。時間が時間なだけに外食ばかりしていました。
そうすると当然、お金が見る見る減っていきます。
学校からの課題で多忙な毎日でしたが、少なくとも週末だけでも働いてお金を稼ごう!
そう思い、就活(バイト探し)を始めたんです。
しかし、そう簡単にはいかず…
【私の希望】
・学校の課題が最優先のため週末のみ働きたい(多くても平日1~2日と週末のみで週3~4で働けるところ)
・12月中にオークランドを去り旅をするので約3か月間働きたい
・日本食レストラン以外
・接客
学校終わりに町をぐるぐる歩いて、雰囲気が良かったり、ここで働きたいなと思えるお店に履歴書を持って飛び込んでいきました。(1番早く返事が聞けるし安心で確かな方法だと思うので、個人的にはこのやり方が好きです)
①「履歴書を持参し、直接お店などに入り店長に雇ってもらえないか尋ねる」
②「WEBサイトから応募」
③「学校の掲示板から情報収集」
④「知り合いからの紹介」
※関連記事はこちら
→「仕事が見つからなくても大丈夫!」と思いましょう。
→お仕事の見つけ方 in New Zealand
①の方法で10件程、トライしましたがダメでした。(10件で諦めるな、という声が聞こえてきますね)
私の希望:学校の課題で忙しく週末くらいしか働けない
お店側の希望:週5は来て欲しい
私の希望:旅を始める関係で3か月しか働けない(勝手な私の都合ですが)
お店側の希望:3か月なら仕事覚えた時期に辞めてしまうことになるから雇いたくない
というように、私の条件に合うバイト先は見つからず。
確かに短期でしか働けない人に研修の時間をあまり費やしたくはないし雇いたくもないお店側の気持ちもよくわかります。きっと余程人手不足で切羽詰まっているところでない限り雇ってもらうのは難しいですよね。
やる気に満ち溢れているのに。オークランドは都会だから仕事は見つかりやすいとも聞いていたのに。
このように苦境に立たされている、困難な状況に陥っていてどうすることもできない状態であることを
“be in a pickle”
を使って表現することができます。
誰でもbe in a pickleな経験はあるかと思います。
例えば以下の状況もbe in a pickleですね。
【例】
■人も家も何もない、電波もないところで道に迷ってしまった!車が故障してしまった!
■皆の予定が全然合わず一向にプランニングや仕事が進まない!
などなど。
What do you usually do when you are in a pickle?
困ったことがあったときは、どうしていますか?
Ask your mom? parents? Or friends???
ピクルスの瓶から脱出できるよう、助け合って生きていきましょう♪
Don’t be in a pickle for a long time. Ask for help! Get some advice!
You are not alone!!!