独創性溢れるファッションのミュージアム、WOW(ワオ)に行ってきました。
先日、ニュージーランドのNelsonにある“WOW(ワオ)”と呼ばれる世界で1つだけのミュージアムに行ってきました。
名前の通り、”WOW!”の連発でした。独創的な発想から生み出された数々のファッション作品が展示されていて刺激的。
展示されているのは二ュージーランドの首都、Wellington(ウェリントン)で毎年開催されるInternational design competition & stage show(世界デザインコンテスト&ショー)で選抜された作品こと。
館内にはいくつかスクリーンがあって、過去のショーの様子が流れていました。
今年(2018年)で30年の歴史を誇ります。
毎年数百人もの人が応募し、2017年は13か国より122人が作成した作品(ファッション)を身にまとった人たち約6万人がステージに立ったようです。
それぞれがいろいろなデザインのファッションを創造するので、ミュージアム内の展示も毎年異なるんです!毎年行きたくなりますね。
定休日はなく毎日10時~5時までOPENしているようです。
今年開かれるショーは9月27日から10月14日。私がミュージアムを訪れたときにショー開催前だったので、(昨年)2017年のものが展示されていました。
どんな作品があるの?
まず、これらのファッション作品はただ布などを使って作られただけのものではないんです。
リサイクル可能なものも使われているんです!
例えば、みかんの皮・馬の毛・お箸など♪
館内は写真撮影OKだったので、もうバシバシ撮ってきましたよ。
その中のいくつかを紹介しますね。
Manuka (New Zealand)
アラミド繊維のハチの巣・キャンバス・毛皮を使用。
マヌカとはニュージーランドの先住民マオリ族が大切にしてきた木を指します。体に良く、薬としても用いられることも多かったそうです。
Sakana No Senshi (New Zealand)
魚の皮・貝殻・ナイロン布・タイヤチューブ使用。
この作品のタイトルがまさかの日本語だったので、つい写真におさめてしまいました。
魚の皮が使われているそうですが、この作品から魚の臭さは特に感じませんでした(笑)
Angel of a Different Kind (United Kingdom)
プラスチック・ラテックス・布・電子機器を使用。
よくよく見るといろいろな顔がドレスについているんです。
Virulent Attraction (New Zealand)
リサイクルのイヤホンパッド・ビーズ・糸を使用。
イヤホンのパッドで服を作るという発想がすごい。
★2017年の受賞作品★ Encapsulate (Indonesia)
LEDライト・プラスチックを使用。
なんかもう凄すぎて、私にはよくわからない域です(笑)
どんな人が応募できるの?
18歳以上なら国籍問わず誰でも自分で作った(創った)服を応募できるようです。
ただ服をつくる上で注意しなければならないのは「着用可能であること」。
見た目がどれだけ素晴らしく美しかったとしても、着れないのはNGだそうです。ショーではステージの上でデザインされた服を着て体を滑らかに動かして踊ったりします。
着用可能かつ丈夫な作りであることが求められます。
2017年には日本人の応募がなかったそうですが、過去には少なくとも1度はあったようです。(どんな作品だったのか見てみたかったです…)
展示されることになった作品は1年間、WOWミュージアムで多くの人の目に触れられることとなり、1年後デザイナーさんの元へと返却されるそうです。
2018年、今年のショーは30周年を記念するものなので特に見応えがありそうです。
興味ありましたら、ぜひ下のURLをポチっと♪
http://www.wowcars.nz/
応募した方は是非私に教えてください。(このブログにコメントするかたちでお願いします笑)